◎ 日本の環境問題は工業技術の進展が解決した
ここで、間違ってはいけないのは、たとえば、儲けようと思って賞味期限を超えた食べ物を売るというようなものは、環境問題ではなく、犯罪です。
不思議なことです。環境が悪いときには、「改善しよう」という人を迫害し、環境が良くなると「環境は良い」と言うとその人を非難するのです。
すでに、日本の環境は全く問題なくなったのですが、そうなったのは日本人が「節約」したからではなく、工業技術が進んだからです。
もともと環境を壊したのは工業でしたが、それは大量にものを作るときに汚いものが大量に出たからでした。もともと、自然が処理できないような量を出したから環境が破壊されたのですから、それを少し節約したぐらいで直るはずもありません。
工業が汚したものは、工業がキレイにしました。それは脱硫技術、脱硝技術、活性汚泥処理などと呼ばれるもので、結果、「大量に生産しても環境が汚れない」ようになったのです。
家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260210
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