昨日、「MI The Final Reckoning」」を観てきましたを観てきました。公開されたばかりのこの作品のタイトルは「最後の試練」。 トム・クルーズは私が大好きな俳優の一人で、彼はクリント・イーストウッド監督と同様に、本来の正義を追求しつつ映画制作に励んでいる姿が印象的です。 その一方で、ジョージ・クルーニーやトム・ハンクスのように、闇の世界に加担する側として働いていると感じる俳優たちとは、対極にあるスタンスで仕事をしています。

米国のアクション映画やスパイものでは、CIAやFBIの内部者が裏切りを働き、悪の世界を描く作品が多数存在してきました。それらの映画は単なるフィクションだと長年信じていましたが、勉強を重ねるうちに、現実世界では表面的に見えるものの裏側に本当の真実が隠されていることに気付かされました。その隠された真実の中心には「金」が存在します。
お金は誰にとっても大切で必要なものですが、命を奪ったり、国家のエゴで領土を侵略したりする日常的な行為には、強い批判を感じざるを得ません。さらに、イデオロギー対立や集団の分断工作によって人々に亀裂を生じさせ、その結果利益を得る構図が露呈します。狂気に満ちた考え方によって、人類の未来がコントロールされる。食糧不足が進行した場合、増産ではなく、人口減少を計画し実行するなどといった可能性にも危機感を抱きます。
「MI」に登場する「It」は、こうした闇の世界への警鐘ともとれる存在であり、それを悪の手に渡さないことがミッションとなっていました。この映画は現実の社会におけるAIの扱いについて考えさせられる内容でもありました。AIは確かに便利なツールですが、その回答にバイアスが存在することもあるため、最終的には人間の検証が必要になる現状が続いています。武漢肺炎やワクチン疑惑、日本がワクチンの実験場と化した状況、さらには政治的暗殺や捏造された情報による市民誘導などの出来事を背景にして、「MI」のテーマがいっそう重みを増します。
ハリウッドの中にもトム・クルーズやクリント・イーストウッドのような良心的な制作者がいることは、心の支えとなる要素です。彼らが真の正義を求め、映画を通してその姿勢を示してくれることに感謝と安心を覚えます。現実社会でもその正義が勝利する日を、心から望みます。