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日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

人種観と行動様式の違い:東南アジアにおける日本人の“親切”の逆説 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より

人種観と行動様式の違い:東南アジアにおける日本人の“親切”の逆説

戦後の高度成長で日本の経済力は強くなり、東南アジアに多くの工場が進出しました。
当然、日本の工場が海外に出て行くので、その従業員は家族とともに赴任します。外国でもあり、日本人の給料はダントツなので、メイドを雇います。東南アジアのメイドにはランキングがあり、フィリピンの女性のメイドがもっとも高く評価されています。
ところが、日本の家庭にメイドが雇われて仕事をしようとすると、日本の奥さんが「そんなことを頼むのは悪い」といって自分でしてしまうのです。日本人には人種差別意識がないので、メイドとして雇ったのに「同じ人間だから自分の家のことをしてもらうのは悪い」という気持ちがなくならないのです。―
しかし、メイドにとってみればせっかく雇ってもらったし、東南アジアの人は日本人を尊敬していますので、喜んで家事をしてくれるのですが、してもらうほうがイヤがるのですから困るのです。この話は広く知られていますし、著者自身もメイドを斡旋する仕事をしている人から直接聞いたこともあります。
日本人とまったく違って中国人はお金で雇った人にはどんどん仕事をさせる、自分はできるだけ楽をしたいと考えるのです。同じアジア人でも民族的にもずいぶん違うと思います。だから日本人が「相手のために良かれ」と思っても、相手は「なんで、こんなに親切にしてくれるのだ、日本人って理解できない」と思うだけなのです。
事実、雇われてもその家の奥さんが家事をすると、メイドは不満になって辞めてしまうということが起こります。実に奇妙なことで、「親切が仇(あだ)になる」ということですが、それが現実に朝鮮を併合したときに起こって、現在の日韓のもめ事の原因の―つになっています。





『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)

『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より R0720251019
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