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日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

ヨーロッパを支配していたハプスブルク家 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より

ヨーロッパを支配していたハプスブルク家




この地図は、フランス革命以前のヨーロッパです。当時、ヨーロッパの多くの地域を支配した「ハプスブルク家」の領地を〔灰色〕で示しています。
現在のオーストリア、ハンガリー、スペイン、オランダがすべてハプスブルク家の領土で、そのほかにイタリア南部、クロアチア、チェコ、スロバキア、ポーランドの一部、ウクライナの西部、スイスなどが支配下にありました。
つまり、フランス革命以前のヨーロッパは「国」があったのではなく、「ある王族(家)に支配された地域」が点在していたという状態だったのです。
ヨーロッパの中心部からやや離れたイギリスやロシアなどはややまとまっていたので、「なんとなく国」という感じでしたが、それも王族の栄枯盛衰(えいこせいすい)で変化していました。
さらには、ハプスブルク家とブルボン家という二つの王族は異なる家ですが、頻繁に王族同士が結婚していましたので親戚関係にありました。だから、王族同士でいつも戦争をしていましたが、負けたほうの王族でも殺されることはありませんでした。
後に、王族ではないナポレオンが皇帝になりますが、彼は王族と結婚しました。ナポレオンが戦争に負けても処刑を免れたのは、ナポレオンが王族と結婚したからでもあります。





『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)

『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より R0720250810
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