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日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

「自作自演」が得意なアメリカ 太平洋への欲望:アメリカの拡張主義と海洋支配の始まり 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より

「自作自演」が得意なアメリカ 太平洋への欲望:アメリカの拡張主義と海洋支配の始まり

アメリカは15世紀から18世紀までのヨーロッパ人による侵略に少し遅れて太平洋に進出しました。先ほど、カリフォルニアについたアメリカ人があの広い太平洋にこぎ出すだけでも不思議だということを書きましたが、それはアジアの海洋民族の日本人がそう思うだけで、彼らは自らの欲望の尽きるところまで徹底的に前進するのです。
1850年頃にカリフォルニアに着いた彼らは、1900年頃から盛んに太平洋に進出します。まず、アラスカをロシアから購入し、ハワイ王国を奸計(かんけい)を弄(ろう)して滅ぼし、自国領にしました。さらにそれだけでは済まずに、アメリカから見て太平洋の大きな島国のフィリピンに矛先を向け、「メリー号事件」という有名な陰謀を巡らせてスペインとの戦争に持ち込み、フィリピン、グアム、サイパンなどの太平洋の主たる島国を手に入れます。
日本の浦賀や琉球王国にアメリカのペリー提督が来たのも、捕鯨船の寄港の受け入れや不平等条約の締結のためでしたが、陸上ばかりではなく、海自体にも進出していたのです。





『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)

『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より R0720251024
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