◎日本の成長を止めたでっち上げの環境政策
ダイオキシンに国の研究予算が行ったので、本来やらなければならない毒物研究が大きく遅れました。最初からダイオキシンの毒性については、良心的な学者は疑っていましたから、ダイオキシンで国の研究費を取った学者の多くはいかがわしい学者だったのです。
だから日本は毒物研究や免疫研究が遅れて大きな損害を受けたのです。
さらに最近問題になっている輸入食品の安全性や、蛍光灯の中に入っている水銀や鉛などの毒物の削減についても研究は大きく遅れたのです。
間違ったことをして、物事が良くなるはずはありません。もう少しまともな社会に住みたいものです。
最近、大学で講義を受けている学生は「環境ホルモン」という言葉自体を知りません。
10年ほど前なら、毎日のようにテレビや新聞で「オスがメスになる」などという報道がされていました。すでに環境ホルモンについては触れておきましたが、全くのでっち上げですから、10年も経つと忘れられてしまいます。
その他、この10年間、次々と出される「環境破壊」は何一つ対策は成功していないのに、何も起こっていません。それは、すべてが幻だったからです。
そして今、地球が温暖化すると言われています。地球が温暖化しているのか、その原因と言われているCO2を減らす必要があるのか、温暖化によって日本は被害を受けるのか、よくわかっていません。それなのに、自信たっぷりに「温暖化は環境破壊だ」と言う人がいます。その人たちは、事実と違ったことを言うのですが、それはダイオキシンの時と同じように「事実と違う環境破壊をでっち上げるときには、破壊されている事実がないので、ウソの映像などを流すしかない」ということになってしまうからです。
「頭隠して尻隠さず」と言う昔のことわざはよく言ったものです。
家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260218
src="https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/0954dbc1fdde114ea9fccd7f7446ae8bfeac4b10.16.9.9.3.jpeg" border=0 name="insertImg" />
武田邦彦先生著作物取り扱い店