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日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

◎日本の技術力は駅伝方式で発揮される

◎日本の技術力は駅伝方式で発揮される

武田: 日本人の技術者は、お金をもらいたいから工夫したり、研究しているんじゃないんですよ。全然、モチベーションが違う。お金をたくさんくれるから働くなんていう人は、まずいない。

日下: しかし、青色ダイオードの中村さん[参考.中村修二(現・ヵリフオルニア大学サンタバーバラ校教授)が職務上で発明した特許(「404特許」)をめぐって元勤務先の日亜化学工業を提訴。日本の発明史上最高金額となる八億四千万円を会社側が支払うことで和解l は裁判を起こした。

武田: 二百億円の要求でしたが、約八億円になって決着しましたけど。しかし、たいていの技術者たちは、「あのようなことがあると、技術者がみんな中村さんのように思われたら困る。われわれは、八億円をもらいたいと思ってやっているわけではない」と言っていました。

お金になるから発明ができるとか、発明しようというわけではないんですよ。仮にそれによって、大金がもらえるからといっても、そんな他人の金など要らないという考え方の人たちが多いんですよ。お金と発明とは関係ないんです。
日本は駅伝方式なんです。駅伝方式で個人競技より駅伝の方が力が出るんです。日本人は自分だけが報われるというよりも、みんなが報われて、自分もそのなかの一人で、「この技術は大した技術ですね」とほめられたら、「いや、みんなで頑張ったからで、私は大したことやっていなかったんですよ」と。技術者はみんなでやっているということで、力が出るんです。
そういうところが欧米と違う、日本人のよさだと思いますね。それが日本の技術を支えてきたんです。

日下: 昔から日本人はそうやってきた。自分だけのためではなく、みんなのためだからこそ、力が発揮できる。最近の脳科学の茂木健一郎氏が、人のためにやったほうが元気が出て、頭もひらめくと言うようになっているが、これは脳科学のほうが常識より遅れている。
なぜ、ひらめくのかというのを、前頭葉とか頭頂葉とか海馬が活性化するとか、ニューロンのつながりがよくなるとか、ドーパミンが出るとか、専門の言葉で説明されると、何となく、「そうかな」と、わかったような気になるが結論は昔から分っている。
楽しい気持ちで、大声で笑って、おおぽらを吹いて、人のことを思いやって、明るく生活するほうが、ひらめきも出るし、頭がよく働く。

武田: だから、NHKを見て朝日新聞を読んでいたら、暗い気分になってしまう。「未来は暗い、先はない」のくり返しですからね。それでは萎縮するばかりです。だから、私は学生には「朝日新聞を読まないほうがいい、NHKは見ないほうがいい」と言っているくらいですよ。

日下: ありがとうございます。お願いします。私も同感ですが、ただし、それは論調が傾いているという点で、個々の報道や解説にはなかなかしっかりしたのがあります。信用するのも批判するのも十把一からげではなくやるべきで、それがすんだ人にだけ総括を言う資格があります。

『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R070119 P189
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