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日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

◎ ガラスはリサイクルしにくい 『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より

◎ ガラスはリサイクルしにくい

ガラスはリサイクルしにくい資源です。それには大きく分けて三つの理由があります。

一つは、リサイクルすると、いろいろなものが混じって「割れやすくなる」ということと「汚い緑色になりがちだ」ということです。
ガラスというのは割れやすいもので、それも割れ方が「バリン」と割れて、手を切るような鋭利な割れ方です。ガラスは透明で、キレイで、とても素晴らしいのですが、そのことは「ガラスは不純物が苦手」ということとも同じです。
リサイクルすると、ガラスの中にはどうしても不純物が混じり込んできます。その不純物がガラスの中に入ると、そこから鋭利な形状でパリンと割れてしまいます。
一番、危険なのはアルミニウムの屑が入ることです。アルミニウムは金属ですが、なかなかガラスと分けにくく、入り込んでしまうのです。
そこで、リサイクルされたガラスで容器を作ると、新品よりかなり厚手に作る必要があって、ただでさえ重たいガラスの容器が、さらに重たくなってしまいます。
第二の理由もやっかいで、ガラスにはいろいろな着色が施されています。光を遮るために褐色のビンが使われるのはよく知られていますし、ワインやウイスキーのビンでも色つきのものも多いのです。
ガラスの着色には、クロム、ニッケル、鉄などの重金属が使われることが多く、リサイクルすると汚い色になります。
人間は「心をもった生物」ですから、ただ、飲んだり食べたりすれば満足するということはありません。特にガラスの製品を使うときには、キレイで衛生的だからとか、透明性が高いということが好まれて使われるものです。だから、リサイクルしたものは商品価値が低くなるのです。





そして第三の理由が、「混ぜ物が多い」ということです。たとえばテレビのブラウン管に使うガラスなどは、ブラウン管の全面、中間、そして後ろの部分と、場所によっても非常に複雑に混ぜ物が変わります。
上の表を見てもわかる通り、たとえば蛍光灯一つを取ってみても、三つの部品でそれぞれ、とても多数の物が入っていることがわかります。
表の一つ一つのものは、「いい加減に入れたもの」ではなく、それぞれれに意味があるのです。だから、このような材料をリサイクルしても、また利用するというのは無理なのです。
遠い将来、研究が成功して「簡単なもので、良い性能を出すもの」が発明されるかも知れませんが、それは将来のことです。
なお、「地球温暖化のためには白熱球より蛍光灯が良い」という話もありますが、蛍光灯の中には鉛や水銀が含まれていて、私は決して蛍光灯が環境に良いとは考えていません。

『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260205
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