◎ お母さんとの会話
お母さん : 市役所に聞いたら、リサイクルを始めて、ゴミが減ったと言ってました。
武田 : 2言いにくいのですが、トリックなのです。市民が分別せずにゴミを出すと「市役所が処理するゴミ」に分類されます。ところが市民が分別すると「資源」に分類されますので、ゴミが減ったと言えるのです。
お母さん : では、そのゴミはどうなるのですか?
武田 : 「賓源」というのは名前だけで、実際には使えないので、市役所はお金(税金)をつけて業者に渡します。そして、そのお金で業者はその「資源」をゴミとして捨てるのです。
お母さん : :それじゃ、ゴミが減ったことにならないわね。
武田 : ええ、市役所のゴミが減っただけで、それに多くの税金が使われています。少し言いにくいことですが、「税金を多く使う」ということは市民にとっては辛い反面、市役所には良いことなのです。だって、市役所は税金が無くなれば、働くところも失うのですから、いつまでも「環境課」というのがあるのはそれも原因しています。
お母さん : でも、どうしてこんなに間違ったことがテレビや新聞に出るのですか?
武田 : リサイクルでは100 近い「天下り団体」ができましたし、税金が4200億円も投入されています。お金がすべての時代になったのですね。
お母さん : 環境って、大切だから本当のことを知りたいわね。
武田 : ?どうしてこんなことになったのか、次の章でお話をしましょう。
『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260206
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