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yymm77

日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

◎経済が崩れる基本要因は「道徳の崩壊」

◎経済が崩れる基本要因は「道徳の崩壊」

日下: 権力は必ず浪費をつくる―――その結果、自分も自滅して交替する―――というのを何回も経験すると、「支配階級は道徳的でなければいけない」という考えになります。民主主義になれば国民もそうです。経済学では出てこないが、経済が崩れるのは「道徳の崩壊」という基本要因があること。で、道徳論がない欠陥をかくすために発明された名称が理論経済学とか数量経済学でした。ここ百年くらいの経済学の中では道徳基盤は一定となっている。しかし、その道徳基盤が崩壊したら全部パーです。
だから、私は、アメリカは道徳基盤が壊れているから「猛烈なドル安になる」と十年くらい前から言っていた。途方もないドル安が来るはずです。世界中、見渡して日本人が一番道徳が高いから途方もない円高になる。理由は道徳。
あとは経済学に戻って考えると、アメリカ人の賃金は日本からみれば非常に安くなる。
向こうの人は変化していないと思うかもしれないが、こちらから見れば、低賃金国になる。失業が多くなっていますから、失業時代を通って、彼らは勤勉になる。そうすると、低賃金の勤勉国アメリカとなる(笑)。しかも、ドルは安いのだから、資本はない。

武田: アメリカは金のない貧乏な勤勉な国になると。

日下: そう。それで、「資本をください」になる。だから、日本企業大歓迎になる。日本は向こうへ行って工場を建ててやることになる。日本から見れば、アメリカがいまの中国になるわけです。だから、「中国がつぶれても安心しろ。アメリカがある」と言っている(笑)。日本資本は中国から引き上げてアメリカヘドッと行くことになる。
すると、配当が入ってくるようになる。これまでかなり外国へ投資しているから、いまでも毎年配当は十二兆円ずつ入っている。それをもう少し利回りのいいところへ回そうと思って欲をかいたのがいけない(笑)。それが失敗なんだ。穏やかにしてれば十二兆円が入ってくる。これをどんどんアメリカに投資すると、また配当が入ってくるようになる。
そのとき日本はどうなるか。猛烈な円高だから、輸出はもうあまり出ない。その代わり円高で、輸入すれば馬鹿安に輸入ができる。安く輸入できるのだから、世界中からよいものをどんどん取り寄せてきて、それを混ぜ合わせて、文化の花を咲かせる。日本人にはそれだけの感性や品性の豊かさは、もう昔から世界最高にある。その上に技術もある。
だから、日本は最高級品の生産国になる。しかし輸出はあまり出ないのだから、当面は日本人しか買わないような超高級高価格品。それを国内市場で売ると売れるのは海外投資からの利息や配当がたくさん入るからだ。そしてその文化の魅力で、自然に世界が日本へ買いに来るようになる。少しずつ経済的によくなる国があったら、それが東京へ買いに来
る。日本はそういう輸出国になる。
これはかつてのイギリスです。日本がイギリスのようになり、アメリカがかつての日本になる(笑)。という予測なんです。

『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
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