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yymm77

日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

◎(ダイオキシンが猛毒ならば)焼鳥屋のオヤジさんが真っ先に被害を受ける

◎(ダイオキシンが猛毒ならば)焼鳥屋のオヤジさんが真っ先に被害を受ける

日下: 『偽善エコロジー』では、もしダイオキシンが有害なら、何十年も焼鳥を焼いている焼鳥屋のオヤジさんなどは、まっさきに被害に遭うはずだと書いてあったが、あれは説得力があって面白い。

武田: そうです。焼烏をすると、ダイオキシンが出るのです。
焼鳥に使う鶏肉はポリアミドといって、分子量の大きい「高分子」に分類され、プラスチックと同じ高分子物質です。それに塩をかけて焼くと、温度がちょうど四百℃から五百℃になります。この温度はダイオキシンが出る温度です。
自治体が焼却炉を設置するときに、ダイオキシンの発生が心配されますが、ごみを普通に焼却炉で焼くときには、千℃になるので、ダイオキシンは出ない。問題は、冷やすときに四百~五百℃の温度を通過する。そのときにダイオキシンが出るので、「焼却炉は急激に冷やさなければならない」ということで、何億円もかけて急激に冷やす装置をつけるのです。
ですから、焼鳥はまさにダイオキシンの製造元といえます。すると、その煙の中で何年も場合によっては何十年も焼鳥をつくっているオヤジさんは、ダイオキシンが猛毒であるなら、すでに死んでいることになりますね。しかし、焼鳥屋のオヤジさんがダイオキシンで死んだという話は聞きません。ダイオキシンの煙の中で鋸日毎日やっているのになぜ死なないのか。
もう一つは煙草の話です。煙草を吸っている人は六本吸えばちょうど規制値です。だから十本吸う人はダイオキシンで死んでいなければならない。ところが、ヘビースモーカーがダイオキシンで死んだということも聞きません。
マスコミが「ダイオキシンは猛毒である」と大々的に報道してしまうと、いくら理屈で、ダイオキシンは毒性がない」と反論しても、一般の人たちには、まったく説得力がなくなってしまいます。それだったら、もっとインパクトのある別の角度から行こうと、ダイオキシンと焼鳥屋の話や煙草の話を考えたのです。

日下 そうなると家庭で魚を焼くことも、となる……。

武田: そうなんです。焼鳥屋や煙草の話を言うことで、はじめて、「それじゃあ、焼き魚も一緒だな」とみんなが気がつくわけです。さらに、「昔のいろりも一緒だな」と。
それで私は追い打ちをかけて、「実はアメリカ合衆国にあるダイオキシンの七五%が山火事などから発生するもので、工場など人工的に出てくるダイオキシンは実は一六%に過ぎない」だから「ダイオキシンというのは大昔からあったので、人間がつくったものではありませんよ」と言うと、私の話を聞いた人が、やっとそれで自分の頭で考えて連想して、理解するようになるんです。

日下: いやあ、実に面白い。

武田: みんな、もともと「環境問題が存在する」というトラウマの上にのっているから、非常に強固な思考基盤があるのです。だから、マスコミが「ダイオキシンは毒だ。焚き火をしたら危ない」と言ったら、みんな「そうか、焚き火はダイオキシンを出すからやってはいけないのか」とか「所沢の野菜から基準値の何千倍のダイオキシンが出た」と報道されたら、所沢の野菜を買わない、となる。
なにしろ人類が何万年もやってきた「たき火」を直ちに止めるのですから、報道されたことをそのまま信じてしまい、ものごとをきちんと自分の頭で考える習慣がないんですね。

『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061209 P60
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