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日本を潰そうとする強大な勢力に、対抗するために、、、、

◎ 本田CVCC開発の活力

◎ 本田CVCC開発の活力

武田: 社長が「やれ」という話では、私は実際に本田宗一郎さんに会ったことはありませんが、本田さんがすぐに思い浮かびますね。環境についても、あの頃大気汚染で、「マスキー法」(注5)で規制するということがありましたね。
われわれ工学を学ぶ側から見れば、ガソリン消費量が多いということは、燃焼しないガスが多く出るということです。つまり、逆にいえば、効率が悪いから、ガソリン消費量が多くなる。
ですから、大気をきれいにすることとガソリン消費量をよくすることは一致する。私たちから言えば、エネルギー効率を上げれば上げるほど当然排気ガスはきれいになって、あとは水と炭酸ガスしか出ないようになる。それが究極のエンジンということになるわけです。
それを目指したのがホンダのCVCC{参考・シーブイシーシー Compound Vortex Controlled Combustion 一九七二年に発表した本田技研工業の低公害エンジン。当時世界一厳しく、パスすることは不可能と言われていた一九七〇年十二月発効の米国の排ガス規制(「マスキー法」)の規制値を、最初にクリアしたエンジンだったわけです。
技術の私から見て、まともな話が出てきたと思ったものです。つまり、規制を回避するのではなくて、最初から技術畑の私たちの夢は、エンジンを回したらCO2と水だけ出るというのが夢で、他のものは出て欲しくないわけです。それがそういう方向でやったと。
それはトップである本田宗一郎さんの掛け声で技術陣の総力をあげて挑戦したから実現できたことですね。
もう一つあれを見て非常にいいと思ったのは、日下さんが言われた「変人奇人」ではないですが、新たなものを開発することや発明に対する私たち技術者の憧れというのがあります。ですから、CVCCが出たときには、私もすぐCVCCエンジンの車を買いました。
あの頃は社会の活力があって、私も自分の研究に「CVCC」という名前をつけたりしてやったものですよ。「困難を技術で解決する」という点では、あのホンダの開発は、他の技術者に対しても世の中に対しても非常に大きな夢を与えた。日本のあの頃の産業のバイタリティーというのは非常に強かったように思うんです。

『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061201 P26

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